家を売るには、名義が亡くなった方のままではいけません。相続人が複数いる場合、誰か一人の判断だけでは売却の契約に進めないからです。まずは名義が今どうなっているかを、登記簿を取り寄せて確認するところから始めます。相続登記が済んでいない場合は、先に済ませることをお勧めしています。手続きには数週間から数か月かかることも珍しくありません。相続人同士で意見がまとまっていない場合も、無理に急がず、まず話し合いの場を整えることをお勧めしています。名義の整理には時間がかかることが多いため、売却を考え始めた時点で早めに動くと、そのあとの手続き全体がスムーズになります。必要に応じて、提携先の司法書士をご紹介しています。
売りたい家に住宅ローンが残っている場合、抵当権という権利が登記簿に残ったままになっていることがあります。抵当権がついたままでは、原則として買い主に引き渡すことができません。残ったローンをどう扱うかは、売却額や手元の貯蓄の状況によって変わるため、早い段階で借入先の金融機関に確認することをお勧めしています。抵当権の抹消手続きには時間がかかることもあるので、査定の前後どちらでもかまいませんので、一度ローンの残高を調べておくと、そのあとの話が早く進みます。ローンが残っていても、売却できる場合は多くあります。抹消の費用や段取りも含めて、ひとりで抱え込まず、早い段階でご相談いただくことをお勧めしています。
住んでいない実家は、売ると決めてから相談される方が多いのですが、当店ではまず賃貸に出す選択肢も一緒に比べることをお勧めしています。賃貸に出せば家賃収入が入りますが、修繕や入居者対応など、管理の手間や空室のリスクがそのあとも続きます。一方で売却なら手間は一度で済みますが、その代わりに、そのあとの収入はなくなります。建物の状態や立地、周辺の家賃相場によって、どちらが向いているかは大きく変わります。当店では、両方の見込みをおおまかな数字で出したうえで、実際に比べていただいてから、じっくり決めていただく形をお勧めしています。迷っている段階でも、査定だけを先に受けることができますので、まずはご連絡ください。