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中古車の在庫ページの「支払総額」で気をつけること

2026年10月6日に確かめた内容です。書いた人:大谷翼(WINGオオタニ代表・WING WEB)

中古車の値段は、2023年10月1日から「支払総額」で表示することになりました。自分のお店の在庫ページを作るときに迷いやすいところを、自動車公正取引協議会のFAQで確かめてまとめました。

支払総額に入るもの

支払総額は、店頭で車を引き渡すときに、最低限かかるものをすべて含めた値段です。内訳として「車両価格」と「諸費用」も表示します。

  • 諸費用:保険料、税金、登録などの手続きの代行費用(検査登録手続代行費用、車庫証明手続代行費用)
  • 「定期点検整備付き」と書くとき:整備の費用を車両価格に含める。含めないときは「定期点検整備なし」と書く
  • 「保証付き」と書くとき:保証の費用を、車両価格と支払総額に含める

諸費用として別に請求できないもの

  • 自宅への納車費用:店頭で受け取るか、自宅に届けるかはお客さんが選ぶものなので、諸費用に入れられない
  • オークションからの陸送費:仕入れの費用なので、車両価格に入れる
  • 洗車・室内クリーニング:売るための準備の費用なので、車両価格に入れる
  • 利益・販売手数料・広告掲載料:名前を変えても、別に請求できない
  • メンテナンスパックなど:買うかどうかはお客さんが選ぶもの。買うことを売る条件にはできない

車庫証明の代行費用は、いったん入れておく

車庫証明手続代行費用は、諸費用に入れて支払総額を表示します。商談のときに車庫証明がいるかを確かめて、いらないお客さんには、その分を引いた金額を出します。

お店が車庫証明のいらない地域にあっても、同じです。費用は、管轄の運輸支局で登録する前提で、近くの車庫証明が必要な地域の警察署で手続きする場合の金額にします。

車両価格を、支払総額より大きく見せない

値段として目立たせるのは支払総額です。プライスボードや広告で、内訳の車両価格を支払総額より大きく目立つように出すことは、問題になるとされています。在庫ページの一覧でも、大きな数字は支払総額にしておくのが安全です。

遠くの店舗から取り寄せるとき

店舗間の移動費用を請求できるのは、その費用がかかることと金額を、お客さんに前もって説明して、了解を得たときだけです。遠くの店舗の車を広告に出し、お客さんの希望で取り寄せるときに移動費用がかかる場合は、そのことと金額(いちばん安い〜高い)を表示します。

WING WEB の見本では

WING WEB の中古車店の見本(Pacific Comet Garage・架空)は、在庫一覧と車両ページで、支払総額をいちばん大きく出し、その下に車両価格と諸費用を並べています。

確かめた資料

決まりや料金は変わることがあります。最新の内容は、それぞれの資料でお確かめください。

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