バイク店の方へ
中古バイクの値段の表示に「支払総額」は必要?
2026年10月6日に確かめた内容です。書いた人:大谷翼(WINGオオタニ代表・WING WEB)
車の中古車は、2023年10月1日から「支払総額」での表示が必要になりました。では、中古バイクの値段も総額で書かないといけないのか。バイクの決まりの本文で確かめました。
結論:バイクは「現金販売価格」か「現金支払総額」のどちらか
バイクの表示の決まりは、車とは別の「二輪自動車公正競争規約」です。2024年10月版の規約集でも、中古車の値段は、次のどちらかの名前で表示することになっています(第13条第2項)。
| 現金販売価格 | 車両の値段(消費税を含む)。保険料・税金・諸費用は含みません |
| 現金支払総額 | 現金販売価格に、保険料・税金(消費税を除く)・諸費用を足した金額 |
車のように「支払総額で書かなければならない」という決まりには、なっていません。
どちらで書くかで、付け加えることが変わる
施行規則の第14条では、次のことを書き添えるよう定めています(電波の広告や、新聞の小さな広告で場所がない場合は省けます)。
- 現金販売価格で書くとき:保険料・税金・諸費用が、その値段に入っていないこと
- 現金支払総額で書くとき:現金販売価格・保険料・税金・諸費用、それぞれの金額
- どちらでも:カスタマイズした車両は、その内容と費用の内訳、合計の金額
また、表示するのは「店頭で引き渡す場合の現金価格」です(第13条第1項)。
この決まりを守るのは、誰か
公正競争規約は、自動車公正取引協議会に入っている販売店が守る、業界の決まりです。協議会に入っているかどうかで、守る決まりの範囲が変わります。ご自分のお店がどうかは、協議会にお確かめください。
WINGオオタニでは、両方を載せています
埼玉県三郷市のジャイロキャノピー専門店・WINGオオタニでは、在庫ページに車両本体の値段と支払総額の両方を載せ、支払総額の内訳(納車整備・販売証明書・自賠責保険1年)も出しています。お客さんが、店に来る前に払う金額を分かるようにするためです。
確かめた資料
決まりや料金は変わることがあります。最新の内容は、それぞれの資料でお確かめください。